プロフィール

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助産師16年&母乳育児支援者&一児の母。助産師の仕事の中でも特に母乳育児支援が好きで、たくさんの母子の母乳ライフのお手伝いをしてきました。 「『母乳だけ』も混合栄養も全部母乳育児」という思いで、母乳育児を科学的な視点+リアル感覚の両方から解説しています。趣味は子ども服作り。
ミカ子
プロフィールページを開いてくださってありがとうございます。

このブログを書いている助産師「ミカ子」です。

こちらのページでは、このサイト「母乳育児のきほんのき」と私ミカ子について書いています。

わたくしミカ子の略歴

  • 1981年生まれ
  • 3人姉妹の長女
  • 一番下の妹が10歳年下なので、「小さいお母さん」として育児に参加。
  • 小学校高学年~中学生頃は特定のグループから仲間外れにされる、いじめに遭う。
  • 高校生までは、ただただ愚直に学校に通う、何の特徴も熱意もない「いい子」な子ども。
  • 2004年 看護大学 看護学部 看護学科卒業
    多忙だったけど、充実した楽しい大学生生活を謳歌
  • 2004年 助産師・看護師・保健師の国家資格を取得

⇧助産師免許ってカードじゃないんですよ。賞状みたいな大きい厚紙です。持ち運びにとても不便(^^;)

  • 2004年~2009年 助産師として東京都内の大学附属病院 産科勤務(病棟・外来)
  • 2009年~2010年 大学病院を退職し、アロマセラピーの勉強のため通学
  • 2010年 IFAのアロマセラピスト資格を取得
  • 2009年~2012年 フリーランス助産師として活動
    フリーランス助産師での具体的活動

    1. 自治体からの依頼による「こんにちは赤ちゃん訪問」「3~4ヶ月児健診」「1歳半健診」「3歳健診」「育児相談」
    2. 妊娠中・産後のママ専用のサロンにて、アロマトリートメントの施術
    3. 個人病院の日勤助産師(分娩介助、入院患者さんの看護)
    4. スポーツクラブのマタニティスイミングのメディカルチェック
  • 2013年~ 休職→娘を出産
  • 2018年~ 「母乳育児のきほんのき」立ち上げ
  • 2019年~ 助産師業再開+「母乳育児のきほんのき」を運営しながら、絶賛子育て中!

このサイトで発信していること

母乳育児に関する情報がメインです。

その中でも特に基本中の基本の情報に絞っていますので、

  1. 母乳育児を検討している妊婦さん・ご家族
  2. 出産後間もないお母さん・そのご家族
  3. 勉強を始めたばかりの若い助産師さん・助産学生さん・看護学生さん

に届いたらいいなと思っています。

「〇〇式」などといった母乳育児の流派に関係のない、できるだけ科学的に根拠のある情報(時々経験談)を発信しています。

このサイトを立ち上げた理由は、母乳育児で混乱する親子・若い医療者の役に立ちたいから。

母乳育児に関する情報は、インターネット上でも助産師の母乳相談でも情報に一貫性がなく、中には科学的根拠がまったくなかったり、反対に母乳育児を妨げる可能性すらある情報も散見されます。

私がこのサイトを立ち上げた原動力は、この2つの思いです。

  1. 「母乳育児をしたい」と思いながらも、十分な支援や知識がないために母乳育児をやめ、それによって子育てにわだかまりが残る人を少なくしたい。
  2. お母さん達が混乱しないように、助産師(看護師)自身が正しい知識・技術を身に着けて、根拠の少ない情報に戸惑わないようになってほしい。

かくいう私も、矛盾する母乳育児情報に振り回されて新人助産師時代に迷子になり、担当したお母さんに迷惑をかけたことがあります。

そのエピソードが私が母乳育児支援にハマったきっかけなので、ご紹介しておきます。

母乳育児の勉強はほとんどしなかった学生~新人助産師時代

看護大学在学中は、はっきりいって出産のお手伝いの技術を身に着けることで頭がいっぱいでした。

本当に失礼な話ですが、赤ちゃんを取り上げさせてもらったお母さんたちが、どんな栄養法を選択したか、悩んでいたかどうか、ほとんど記憶にありません。

そんな状態で卒業後、大学病院に就職した私。

その病院は、

  • 平日は毎日母乳相談室を設置していて、
  • 出産当日から(母子の体調がよければ)母児同室ができ、
  • でもミルクも常備している、

母乳栄養推進を基本にしつつ、それぞれの助産師の判断で適宜ミルクも使う…という感じの方針でした。

お察しの通り、私に「適宜」とか「それぞれの助産師の判断で」とか、そんな臨機応変なことができる訳もありませんでした。

恥ずかしながらほとんど勉強してませんでしたから。

困って先輩助産師に相談し、アドバイスされた通りにお手伝いするだけ。

あまりの忙しさに自分で勉強する気力もない日々…

ここで困ったことが。

尋ねる先輩によってアドバイスが全然違うんです。

先輩のアドバイスを基にお手伝いして、それを夜勤担当の先輩助産師に申し送りをして「それは違うでしょ!」と怒られる…は日常茶飯事でした。

私自身が様々な母乳関連情報に混乱し、担当したお母さんに迷惑をかけた

そんな風にその場しのぎ的に仕事をしていた時、これから帝王切開で出産する、という方の担当をさせてもらえることになりました。

私が勤めていた病院では、出産に立ち会った助産師=産後の担当助産師というルールでした。

自分の担当患者さんですから、退院後のフォローも私の責任でしていかなくてはいけません。

母乳栄養を希望しているお母さんだったので入院中から何度も授乳のお手伝いをしましたが、赤ちゃんが授乳を拒否してしまい、上手に飲めるようになりません。

母乳もあまり出ません。

赤ちゃんがあまりにおっぱいに吸い付いてくれなくて途方に暮れた私は、先輩助産師のアドバイスに従って哺乳瓶の乳首を選び、ミルクの量を決めました。

母乳分泌が増えるようにとの目的で、ミルクの量を少なめに設定して授乳回数を増やすという方針でした。

お母さんはそれを忠実に実行してくださいました。

その結果…

1ヶ月健診で赤ちゃんの体重は増えておらず、健診を担当した小児科医師から「母乳にこだわって赤ちゃんが順調に育っていないのは本末転倒だ」という、しごくもっともな叱責を受けました。

お母さんは私のアドバイス(正確には先輩の。自分で考えてない所が更に罪深いです。)をマジメに実行してきたのに、赤ちゃんが順調に発育せず、小児科医に私とは全然違うことを言われて、混乱して泣いていらっしゃいました。

このお母さんには本当に申し訳ないことをしてしまったと、今でも後悔しています。

私が後悔したところで、このお母さんのご苦労や悲しみや苦しみが癒えるわけではないのは承知していますが…

この経験から、「じゃあ、どうすればよかったんだろう?」「先輩助産師1人1人、医師、それぞれ皆違うことを言うけど、何が正しいことなんだろう?」と自問するようになりました。

そんな時に休憩室に掲示されていた「科学的根拠に基づいた母乳育児支援を!」という趣旨の母乳育児支援の勉強会のポスターを見て、「これだ!」と思いました。

目から鱗の日々

私が目を留めた勉強会は「NPO法人 日本ラクテーションコンサルタント協会」が主催するものでした。

どんな団体かはサイトをご覧いただければわかるかと思いますが、簡単に言うと

  • 経験則とか迷信とか伝承された知恵ではなく、『科学的根拠に基づいて』母乳育児に関する情報を広く発信すること
  • お母さんと赤ちゃんの立場に立って母乳育児支援ができる専門家を育成すること

を方針にしています。

それまで私は、「母乳育児のことは先輩助産師の技や知識を盗んで自分のモノにしていくものなんだ」と思っていたんです。

でも勉強会に参加し始めて目から鱗が落ちるような思いを繰り返して、勉強するのが楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。

先輩によって言うことが違うモヤモヤも、知識の矛盾も、スッキリ解消されていきました。

母乳育児に関するごくごく基礎的な情報でも当時は知らないことだらけだったんです。例えば…

  1. 授乳が痛いのは「授乳は最初は痛いのが当然」でも「お母さんの我慢が足りないから」ではなく、授乳がどこかでうまくいっていないから。
  2. 適切な授乳姿勢と吸い付かせ方のポイント(これを知ってから授乳介助が断然楽しく、気がラクになりました。)
  3. 授乳間隔は3時間毎というのは、ほとんどの母子にとって現実的ではなく、赤ちゃんの欲しがる時に欲しがるだけ与えればいい。
  4. 右〇分左〇分と時間を決めた切り替え授乳は、赤ちゃんが脂肪量の多い後乳を飲めないので体重増加不良の一因となり、母乳生産量にも悪影響がある。
  5. 授乳中に食べてはいけない食べ物についての科学的根拠はない。
  6. 乳房マッサージの効果に科学的根拠はない。
  7. 新生児集中治療室に入院中の赤ちゃんのための搾乳について、赤ちゃんの哺乳量に合わせて搾乳量を抑えていると母乳分泌不足になる可能性が高い。
  8. 搾乳やミルクの補足は哺乳瓶を使うと乳頭混乱(哺乳瓶での飲み方に慣れてしまって、お母さんのおっぱいが上手く吸えなくなる)になる可能性がある。
  9. 搾乳やミルクの補足はカップでした方が乳頭混乱を起こしにくい。
  10. カップでの補足の具体的な方法について。

本当に無知だったので、これ以外にもまだまだ目から鱗の情報はいっぱいありました。

恥ずかしながら、こんなことも知らないで助産師してました。

現在の私の母乳育児支援のスタンス(基本的な姿勢)

こんな経験を通して、今の私はこんなスタンスで母乳育児に関する情報発信や支援をしています。

  1. できるだけ科学的根拠に基づいてお手伝いしたいと考えて勉強しています。
  2. 一人ひとりの置かれている状況、体の状態、気持ちを確かめながら、「その方に合った」解決法を探していくのが最善だと考えています。
    「とにかくこうやっとけばいいのよ!」みたいな近所のおばちゃん的支援は嫌いです。
    すぐにパッと解決しないので遠回りですが、でもそれが、こじれる心配の少ない方法だと思っています。
  3. 母乳栄養が最善の栄養法だということは科学的にも明らかですが、どんな栄養方法で育てるかは、お母さんやご家族が納得できる方法を選ぶべきだと考えています。
  4. いわゆる母乳信仰(お母さんや赤ちゃんの心身の健康をあまり考えないで、「母乳だけで育てる」を信念にすること)にこだわるのはナンセンスだと考えます。
    ミルクを足すのを躊躇して赤ちゃんの発育を阻害したり、母乳栄養を実行するお母さんが疲れ果ててしまっては本末転倒です。
  5. すべての人にとって「母乳だけで育てること」が最善だとは考えていません。
    だからといって、むやみやたらにミルクを足せばいいとも思っていません。
    すべては個別の状況をよく見極めた上でのバランスの問題だと思います。
  6. 「母乳だけで育てること=母乳育児」なのではなく、1回の授乳でも、1滴の母乳でも、それは「母乳育児」だと考えています。

好きなこと

  1. ミシンを触ること。布を見ること。
    子育て中は短期での達成感がほぼ皆無という孤独な闘いです。
    ソーイングは簡単に「完成した!」を味わえて、料理や掃除と違って後に作品が残るので好きです。
  2. ダイビング
    妊娠前までは本当に頻繁に潜っていました。
    生き物を見るのも好きですが、透明度の高い海の、何もない真っ白な砂地の海底でぼんやりするのが一番好き♪
  3. エアロビクス
    大学の体育の授業で習ってから音楽に合わせて動く楽しさに目覚めました。
    就職してあまりの多忙さに中断していましたが、フリーランス助産師になってからはスポーツクラブ・市の体育館に通い詰めて毎晩踊っていました。

おしまい!

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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