【子ども服ハンドメイド】家庭用ミシンでネックリブを綺麗に縫う7つのコツ

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助産師16年&母乳育児支援者&一児の母。助産師の仕事の中でも特に母乳育児支援が好きで、たくさんの母子の母乳ライフのお手伝いをしてきました。 「『母乳だけ』も混合栄養も全部母乳育児」という思いで、母乳育児を科学的な視点+リアル感覚の両方から解説しています。趣味は子ども服作り。

子ども服作りを始めてみたけど、ネックリブが綺麗におさまらない…

家庭用ミシンだけでもネックリブをキレイに仕上げるコツはあるの?

という疑問にお答えします。

この記事で分かること
 ロックミシンもカバーステッチもなしで、家庭用ミシンだけでニットソーイングをする場合に、ネックリブをキレイに縫うコツ。

家庭用ミシンでネックリブを綺麗に縫う7つのコツ

コツ①:ネックリブを最初に2つ折りにしてアイロンをかけるのはNG!

パターンショップの仕様書を見ると、最初にネックリブを半分に折ってアイロンを掛けるように書かれていることがありますが、避けた方がいいです。

⇧ネックリブは最初にこのようにアイロンをかけない方がいいです。

ネックリブって内周と外周では長さが違うんですよね。

外周(黄色ライン)>内周(赤いライン)

画像の黄色のラインの方が赤のラインより長いのは一目瞭然だと思います。

でも2つ折りにアイロンをかけて、内周と外周を同じ長さに固定してしまったら、必然的に内周(赤いライン)はたわんでしまう訳です。

⇧こんな風に。これは私の処女作での失敗例です。

ですから、もし仕様書に最初に半分にアイロンをかけるように書かれていても、その工程は飛ばします!

(そで口とか、スソのリブはアイロンしても大丈夫です。)

コツ②:ネックリブと身頃の合印を増やす。

初心者で手が慣れないうちは、リブを伸ばしながら洋服本体(身頃)に縫い付ける、その「手加減」が難しいです。

縫い始めに引っ張り過ぎて最後の方でリブが余っちゃったり、その逆だったり。

そこで、ネックリブを均等に伸ばし付けられるように合印を増やします

  1. ネックリブのパターンに合印を増やす。

    ⇧こちらのネックリブの型紙は合印が1つも入っていないので、ネックリブを4分割して縫えるように、自分で合印を増やします。

  2. 布を裁断して①の通りに合印を入れる。

    ⇧見えにくいですが、紫のペンで合印を入れています。 左右1㎝ずつの縫い代を除いて、残りの長さが4等分になってます。

  3. ネックリブを中表にして縫い代1㎝で縫う。

    ⇧中表に半分に折って、縫い代1㎝で縫う。

  4. 縫い代を割り、外表にタテ半分に折って、縫い代がズレないように仮止めする。

    ⇧縫い代のラインを合わせてタテ半分に折り、縫い代ラインがズレないよう1-2㎝直線縫いで仮止めする。

  5. 首回りを4等分するように、身頃(洋服本体)にも追加で合印を入れる。

    ⇧前中心と後中心を合わせて・・・

    ⇧前中心と後中心を合わせて、ネック全周の1/4(肩の近く)にも合印を増やす。

    ⇧ネック全周が1/4分割できた♪

  6. 本体とリブを合わせて縫う。

    ⇧身頃とネックリブを中表で合印を合わせてクリップ(待ち針)で留める。

    ⇧クリップ~クリップをまんべんなくリブを引っ張りながら縫う。

コツ③:身頃にネックリブを縫い付けたら、がっつりアイロン!

コツ①②を駆使して、最初にネックリブにアイロンを掛けないで、そして、均等にテンションを掛けて本体に縫い付けると・・・

⇧こんな感じになりました。

  1. 首回りがフワフワもこもこしているので、ここでしっかりと!アイロンを掛けます。

    ⇧しっかりアイロン!

    アイロンを掛けると、ネックリブの内周と外周の長さが固定されてスッキリとします。

    ⇧首回りのフワフワもこもこが落ち着いた!

    私は最初の頃、このひと手間のアイロンをサボっていました。

    でも、このひと手間が仕上がりを大きく左右する気がします。

    画像を見てもお分かりいただけるように、アイロンを掛けることによって、内周と外周の長さが固定されてすっきりしたと思います。

    アイロンを掛けたら端処理をします。

  2. 端処理をする。
    私が使用しているJUKIのドレスメイクHZL-F400JP では「裁ち目かがり縫い」があるのでそれを使って端処理してますが、この時に「縫い目の幅を最大」「縫い目の長さを短く」するとロックミシン風になって綺麗に見えます。

    ⇧私は縫い目の幅を最大の5㎜に、縫い目の長さを1.5㎜に設定しました。

    ⇧ネックリブの裏側は、こんな感じに仕上がりました。ロックミシンっぽい♪

  3. 表から押さえステッチを入れる。

    これはお好みではありますが、私は基本的にネックリブの押さえステッチを入れています

    最初の頃はステッチがキレイに縫えないので極力やらないでいたのですが。

    アイロンで綺麗に収まっていた縫い代も、洗濯をするとクルッと丸まってネックリブが浮いたようになることが多々あったので、最近は押さえステッチ入れています。

    ⇧テフロン押さえの内側のラインをガイドにして縫ったら綺麗に縫えるようになった♪

    ネックリブの押さえステッチを均等にキレイに縫うコツは、テフロン押さえの内側のラインをガイドにして縫うことです。

    ⇧完成!キレイに仕上がった!

コツ④:リブの高さは低めに。

リブの高さが高いと、内周と外周の差が大きくなるんですよね。

この差が大きいと、コツを駆使してもやっぱりちょっとリブがたわんでダルダルとします。

ですので、私はどのパターンショップのパターンでも、ネックリブの高さを5㎝程度に修正して使っています。

パターンショップSnuggleさんとかtoco.さんはデフォルトでそれくらいの高さになっているので、使いやすいです。

コツ⑤:リブの長さを少し短く調節する。

リブの高さを低くしてもたわむ場合は、長さが長すぎるということもあります。

そのパターンで初めて作る時は仕方ないんですが、一度作って収まりが悪い時は、5~10㎜ネックリブを短く修正することもあります。

あまり短くすると、首回りがつったようになったり、特に薄手の生地では本体の首回りにシワが寄るので注意です!

⇧私の失敗作。ネックリブを短くし過ぎて、ネックリブが立ってしまっています。

コツ⑥:ゆっくり丁寧に縫う。

苦手な工程って早く終わらせたいので、ダダー!っと縫ってオシマイにしたいんですよね。・・・私だけ?

でもネックリブのように見栄えに影響する箇所は、速度を落として、じっくり落ち着いて縫うのがいいようです。

特にネックリブにテンションを掛けて本体(身頃)に縫い付ける時と、押さえのステッチを入れる時は「ゆっくり」がオススメです。

コツ⑦:とにかくたくさん作ってみる。

実はこれが一番キモかもしれません。

手が慣れると、自然にキレイに仕上がるようになるようです。

ベテランの方々が敢えて「ネックリブの付け方」について記事になさらないのは、普通にやればキレイにできちゃうからだと思うんです。

私の個人的な感覚では1~2ヶ月の短期間に10着くらい作ると、なんとなく感覚がつかめて「手が慣れた」実感がありました。

2-3ヵ月おきにトータル10着作っても多分モノにはならないです。

感覚を覚えているうちに次々と作るのがポイントだと思います。

私は自分の子どもだけではそんなにたくさんの服が必要なかったので、親戚の子ども達に作って押し付けました。笑

子供服ハンドメイド練習後の出来栄え

10着作った頃の出来栄えはこんな感じです。

失敗した時と同じ生地なので、上達ぶりが分かりやすいかと!(自慢!)

⇧処女作の次に作った失敗作のトレーナー。ネックリブがダルダルです。

⇧失敗作と同じ生地ですが、格段にキレイに収まるように!

⇧失敗作と同じ型紙で作ったパジャマ。ネックリブの高さを低く修正しています。ネックリブのダルダルがなくなりました!

まとめ

家庭用ミシンだけで子ども服をハンドメイドする時の「ネックリブをキレイに仕上げるコツ」についてまとめました。

この記事のまとめ
  1. ネックリブを最初に2つ折りにしてアイロンをかけない。
  2. ネックリブの合印を増やす。
  3. 身頃にネックリブを縫い付けたら、アイロンをしっかりかける。
  4. リブの高さは低め(5㎝くらい)に。
  5. リブの長さを少し短く調節する。
  6. ゆっくり丁寧に縫う。
  7. とにかくたくさん作ってみる。

文中にも書きましたが、私が使用しているミシンはJUKIのドレスメイクHZL-F400JP です。

これ1台で子ども服作りはもちろんできますし、厚手帆布を使ったバッグも作れるパワーがあるので、ロックミシンの購入予定はないけど子ども服をハンドメイドしたい人におすすめです。

ちなみに私のソーイング関連の勉強は完全に独学ですので、専門的な知識をお求めの方はスミマセン。

こちらのページは「初心者による初心者のためのニットソーイング知識」が書かれていますので、悪しからずご了承ください。