妊娠したら読んでおきたい、母乳育児に関するおすすめのサイト・本5選

The following two tabs change content below.
助産師16年&母乳育児支援者&一児の母。助産師の仕事の中でも特に母乳育児支援が好きで、たくさんの母子の母乳ライフのお手伝いをしてきました。 「『母乳だけ』も混合栄養も全部母乳育児」という思いで、母乳育児を科学的な視点+リアル感覚の両方から解説しています。趣味は子ども服作り。

このページでは、母乳育児についての「科学的根拠のある」「正確な」情報を得るためにおすすめの

  1. サイト・ブログ:3つ
  2. 書籍:2つ+α

についてまとめています。

「母乳育児したいな」と思っても、文字通り星の数ほどある情報から何を選んで、どう勉強したり準備したりすればいいか途方に暮れてしまう人もいますよね。

そして、残念ながら間違っている情報や、科学的根拠がない情報があたかも正しい情報かのように書かれているもの(特にWeb上)もたくさんあります。

このページでご紹介するのは、伝承的な知識・テクニックが書かれた媒体ではなく、科学的根拠のある媒体に限定しています。

おすすめのインターネット上の情報源3つ

インターネット上でのおすすめサイト3つのご紹介です。

その①:ラ・レーチェ・リーグ日本

ラ・レーチェ・リーグ日本は、母乳で育てたいお母さんを支援する母親によるボランティア団体です。

よくある質問集」に基本的なことがたくさん書かれています。

サイト上にも母乳育児に関する情報が色々と掲載されていますが、おすすめは無料で参加できる「母乳育児の集い」。

母乳育児の集いには私も参加したことがあり、その時の感想を記事にまとめています。

【口コミ】ラ・レーチェ・リーグ「母乳育児の集い」の感想~母乳育ちの赤ちゃんサークルを探している人にもおすすめ!~

2018年10月4日

「母親によるボランティア団体」だからといって、「そういう時はね!こうすればいいのよ!」みたいな、近所のおばちゃん的ノリの団体ではありません

同じ母親同士という視線、共感・寄り添い・勇気づける姿勢をとても大切にしながら、でも提供される情報は最新の科学的根拠に基づいたものばかりです。

妊娠中でも参加できますし、むしろ是非とも妊娠中にこそ一度足を運んでほしい!

集いでは、インターネットや書籍では決して得られることがない、「生身のお母さんと赤ちゃんの様子・授乳風景」という、本当に貴重な情報に触れることができます

後述するラ・レーチェ・リーグ・インターナショナルが出版している「だれでもできる母乳育児」という書籍も優しい文章でオススメです。




その②:NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会(JALC)

JALCは一般のお母さん・お父さん向けの団体ではありませんが、

  1. 母乳育児Q&A
  2. 災害時の乳幼児栄養・母乳育児支援情報

は一般の方向けに分かりやすく、コンパクトにまとめられていますのでオススメです。

JALCは、

  • 国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)
  • 母乳育児支援にかかわる専門家

のための非営利団体で、基本的には母乳育児支援に携わる専門家向けの団体です。

そのため、迷信や伝承に基づいた母乳育児支援ではなく、科学的根拠に基づいた支援をすることをコンセプトにしており、お母さん・お父さん向けの情報もとても信頼できる情報がまとめられています。

その③:やわらかな風の吹く場所に:母乳育児を応援

産婦人科医で国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)の戸田千さんのブログです。

トラブルを含めた、母乳育児をしていく上で必要なあらゆる情報が、科学的根拠に基づいて書かれています。

記事数が膨大なので、何か困ったことがあるときに検索窓からキーワード入力して記事検索する利用方法がおすすめです。




おすすめの書籍2つ+α

おすすめの書籍2選です。

その①:だれでもできる母乳育児

先述したラ・レーチェ・リーグ・インターナショナルが出版する書籍です。

母乳育児ついての情報が、妊娠~卒乳までギュ~っと詰まっていて、本の厚さが3㎝くらいはあると思います。

とりあえず困ったらこの本をパラパラすると、何かしらヒントが得られるんじゃないかと思います。

お母さん・お父さん向けの、本当に優しい語り口・文章で書かれているので、科学的根拠を提示する文章でもあまり抵抗なく読めると思います。

私も新人助産師時代にこれを繰り返し読み、あちこちマーカーだらけになっています。

その②:ちょっと理系な育児 母乳育児篇

東京大学大学院を卒業し、研究者として活躍されているsumireさんが運営するブログの書籍版です。

ご自身が子育てした時に、根拠のない迷信的アドバイスによってお母さんや子どもを悩ませている現状を知り、「本質とはなんぞや?」という疑問から科学的根拠のある情報をまとめられています。

ブログはものすごい記事量なので、こちらの書籍版「ちょっと理系な育児 母乳育児篇」でコンパクトに読むのがおすすめです。

先述のラ・レーチェ・リーグ日本日本ラクテーションコンサルタント協会で参考図書としても紹介されていて、信頼できる情報源だと思います。

kindle版もあるので、本を持ち歩かなくても出勤時間や休憩時間に気軽に読めるのが個人的におすすめです。

以下はAmazonから引用。

本書では、不要な努力をできるだけなくすための、根性論ではない科学的な方法論と、迷信的アドバイスによって母乳育児が迷宮入りしないための科学的な知識を、WHOガイドライン『乳幼児の栄養法』を中心に、厳選してまとめました。

母乳育児をしているとつまずきがちなターニングポイントが、おもに3つあります。そこをうまく理解するために、「はじめる」「のりこえる」「つづける」の3部立てになっています。

1.はじめる
母乳育児のスタート時に「母乳が出ない」と不安を感じずに最適な方法を見付けるために

2.のりこえる
よくあるトラブルにみまわれても「母乳育児は辛くて当然」と我慢しようとせず、根本的に解決させるために

3.つづける
周囲に「母乳にこだわる意味はない」と言われても自信を失わずに続けるために

これらの母乳育児の3つのターニングポイントをクリアするために、必要な知識が詰まっています。




おまけ:リーフレット

書籍ではありませんが、先述したラ・レーチェ・リーグのWebショップから購入できる「リーフレット」もおすすめです。

  1. 1トピックあたり50円程度と手軽
  2. 1つの話題が1枚の紙にまとめられているので、コンパクト&わかりやすい
  3. 妊娠中・授乳中の方は送料300円→0円になる

のがおすすめポイントです。

まとめ

情報難民になりやすい、母乳育児関連のおすすめの情報源についてまとめました。

全部を網羅するのはかなり難しいと思いますので(特にインターネット上の情報は)、読みやすいと感じる媒体を選んでいただけたらいいなと思います。