最新記事 by みかこ (全て見る)
- 中絶したいくらいツライつわりもある。 - 2020年5月7日
- 【つわり】改善する食べ物ってあるの?いつ終わるの? - 2020年5月6日
- 妊婦健診に行けない!仕事が休めない妊婦はどうしたらいい? - 2020年5月6日
法務手続きをする機会があって素人ながらに色々と調べて自力解決しようと画策しましたが、「専門家に頼るのが最も確実でベストな領域もある」と痛感したので、そんな話です。
ググらず専門家に個別相談した方がベターな領域もある
住宅ローンを組む時には抵当権が設定されますが、住宅ローンの返済が終わったので「抵当権の抹消」という手続きをしました。
この手続き、司法書士さんにお願いして手続きを代行してもらうこともできますが、銀行から送られてきた紙面には1件約17000円と記載されていました。
土地と建物と2件分の手続きなので、両方合わせると35000円近くの出費になると!
うぇ~!と思い、即座に自分で何とか手続きできないかとググりまくりました。
そうすると、まぁ同じように考える人は世の中にたくさんいらっしゃり、「こういう風にしてちゃんと手続きできたよ!」的レポはたくさん見つかりました。
でもですね…
- 細かい部分の記載方法がよく分からなかったり、
- 適当に書いていい部分なのか、緻密に正確に書いた方がいい部分なのかの判断ができなかったり、
- 我が家は土地を2つに分けて取得していたので、その辺りの応用をどう書面に反映すればいいのか分からなかったりで、
みなさんのレポは参考にはなるものの、「最終的に我が家の場合はこうすればOK」という答えには至りませんでした。
それで結局私がどうしたかというと、散々ググりまくっておいて、最終的には管轄法務局の「登記相談(無料)」というものに予約して相談に出掛けました。
これは「相談」というより、職員の人に1つ1つ指示してもらって書面に地道に記入していくだけ。
ググった時間の多分1/5くらいの時間であっという間に申請書面が完成しました。
相談自体は無料で、手続きの実費(3000円×2=6000円)だけ!
当初は約3.5万円かかるはずだったので、大分節約できました。
自ら足を運んだので、当然送料もかかりません。
……と思ったところで「これ、なんか既視感あるね」と思いました。
「授乳・育児関連情報は玉石混交なのでググらないで、保健センターとか、対人相談に出掛けてね」といつも自分で言ってるセリフのまんまだったんですね。
無料で専門家に直接相談できるのも、保健センターでの育児相談と似てます。
ググって出てくる答えは、
- 雛形や定形のある画一的なもの
- 「こうやって『私の場合は』うまくいったよ」という1つのサンプル
- デタラメ、トンデモ情報
のいずれかで、個別の事情に応じた、臨機応変な答えは検索エンジンでは出てこないです。
「個別性のあること、専門性が必要なことは対人相談がベスト!」と痛感するエピソードでした。
抵当権の抹消手続きは名義人の配偶者でもOKだった
余談ですが、我が家の不動産の名義は夫1人のものですが、今回の抵当権抹消手続きは配偶者である私が代行できました。
管轄の法務局によって対応が異なる可能性がありますが、委任状とか、手続きとか、その類のものは一切必要ナシ。(司法書士に頼む場合は委任状が必要)
私の身分証の提示すら求められませんでした。
終わってみれば、必要な書類を銀行に請求して、書類に記入して、提出するだけ、の簡単な手続きでした。
「一緒に手続きをしてくれる専門家がいれば!」というおまけが付くのは言うまでもありませんが。
まとめ
用語の意味とか、明らかにググって分かることをやたら人に聞きたがる人には閉口しますが、「個別性・専門性の必要なことは専門職の力を借りるのがベスト」と感じた実体験でした。
でも、これ。
実際に対面相談に出掛けて初めて「もっと早く対面相談にこればよかった」と気付くものなんですね。
その領域にそこまでの専門性が必要なのだとググっている時には自分では気づけない、というのは大きな気付きでした。
個別相談に足が向かない、自分で解決できるような気がする、と感じるお母さんの気持ちが分かるような気がしました。
でも、繰り返しになりますが、「授乳・育児関連情報はググらないで、個別相談へ!」が基本です。