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出産準備リストに必ずと言っていいほど書いてある「パジャマ」。
産後専用&授乳用のパジャマって本当に必要なんでしょうか?
結論から言うと、
このページでは、「じゃあ、何を着て過ごせばいいの?」という疑問にお答えしていきます。
産後用パジャマは必要なし!フラップタイプインナーで代用すると授乳しやすくておすすめ
最初に結論を言うと、「授乳用パジャマ=フラップタイプインナー+羽織もの+部屋着パンツ」がおすすめです。
- 乳房をガバっと露出できるフラップタイプのインナー(このあと説明しますね)
- 季節に合わせた羽織もの(パーカー・カーディガン・フリースなど)
- 季節に合わせたボトムス
インナーがフラップタイプでさえあれば、羽織ものやボトムスは何でもOK!(でも羽織ものは赤ちゃんにとって肌触りの良いものがやっぱりいいですね。)
フラップタイプインナーを激押しする理由は、このページの後半でまとめていきます。
「フラップタイプのインナーって何?」と思われる方も多いと思いますが、バスト部分が「かぶせ布」になっているインナーのことです。
私自身が妊娠した時に西松屋・赤ちゃん本舗・イオン…と色々な所を探しましたが、フラップタイプのインナーはなぜか見かけませんでした。
実店舗では取り扱いがないことも多いのかもしれません。
春・秋のコーディネート具体例
春・秋ならクルーネックのフラップタイプインナー&パーカーがおすすめです。
下半身は妊娠前のものでまったく問題なしですが、私自身はユニクロで買ったこんな感じ⇩のスウェットパンツを使いました。
真冬のコーディネート具体例
真冬の寒い時期ならタートルネックのフラップタイプインナー&フリースがおすすめ。
下半身は重ね履きすると、赤ちゃんを抱っこしながらのトイレ(これがよくあるんですよね…)で手間取るので、「1枚で」あったかい裏起毛がおすすめです。
夏のコーディネート具体例
来客がある時(義父母とか宅急便とか)はちょっとアレですが、真夏は長袖インナー1枚がおすすめ。
下半身はヨガパンツが涼しくていいですよ♪
「夏も長袖着るの?」と思った方も多いかと思います。
気候の感じ方は人それぞれなので万人に長袖がおすすめできるわけではありませんが、私が夏でも長袖インナー(パジャマ)をおすすめするのは以下の2点です。
- 生まれたての赤ちゃんがいると真夏はエアコンを入れて過ごすことがほとんどだと思いますが、エアコンが常時稼働していると薄着だと寒く感じる人が多いから。
- 半袖で赤ちゃんを抱っこすると、お母さんの腕と赤ちゃんの体が汗でビショビショになって気持ち悪い&あせもの原因にもなるから。
産後のパジャマに「フラップタイプインナー」を激押しする3つの理由
その①:クロスオープンタイプの授乳ブラとの相性がよく、授乳しやすい
「母乳だけ」にせよ混合栄養にせよ、母乳育児をする上で絶対に欠かすことができないのは「赤ちゃんを乳房に深く吸いつかせること」です。
産後に使うブラジャー・インナー・パジャマは、少なくともこの「深い吸い付き」を邪魔するものは避けるべきです。
授乳ブラはこういった⇩クロスオープンタイプを使う人が多いと思いますし、私もおすすめしています。
一方で、授乳ブラにクロスオープンタイプを選んだのなら、インナーにはクロスオープンタイプはNGです。
クロスオープンタイプの授乳ブラの上に、インナーまでクロスオープンタイプだと授乳時に何が起こるかというと…
- 授乳のために乳房を露出する時、ブラとインナーを一緒にナナメ下に引き下げる必要がある。
- →乳房の外側でブラとインナーが グチャグチャになってかさばる。
- →授乳しているうちにインナーとブラがずり上がってくる。
- →「深い吸い付き」の邪魔になる。
- →乳首が痛い、母乳が出ないなどのトラブルの元になりやすい。
フラップタイプのインナーにすると、
- 生地をペラっとめくるだけでブラジャーや乳房を露出でき、
- しかも露出できる範囲が広いので、
- 授乳に集中しやすく、
- 「深い吸着」を得やすくなる。
のでおすすめです。
その②:冬でもおなか&背中が寒くない
フラップタイプインナーは、アンダーバストぎりぎりまで生地があるのでお腹と背中が出なくて体が冷えない!
冬の授乳はもちろん、夏場も意外とエアコンで冷えるので、体の露出を最小限に授乳できるのは助かります。
「普通のインナーに腹巻きすればいいんじゃないの?」と思いますが、動いたり寝転んだりしている内に腹巻きがズリ下がってくるので、アンダーバストと腹巻きの間に隙間ができてしまって実は寒いんです。
腹巻きを買うくらいなら、フラップタイプのインナーが断然オススメです。
「フラップタイプインナー&腹巻き」と2つを組み合わせるのはいいですね♪寒い冬に最強です。
その③:硬い部品が一切付いていないから快適
フラップタイプインナーにはアジャスターなどの硬い部品が一切ないのも魅力です。
授乳インナーでよく見かけるのが「キャミソールタイプ」のもの。
ところがキャミタイプは、体型やバストの大きさに合わせられるように調整用のアジャスターが付いていることが多く、横になった時に食い込んだり肌に当たったりして不快なことが多々あります。
もちろん気にならない人はそれでもいいのですが、産後すぐに時期は添い乳(横になったまま授乳すること)をする機会も多いと思いますし、皮膚が敏感になる人もいますから、硬い部品が使われていない方がやはり無難です。
まとめ
産後の授乳用パジャマの代用として、「フラップタイプインナー」を使うことについてまとめました。
授乳用パジャマを購入するより
- 機能的でトラブルが少なく授乳ができる
- 安あがり!
- 外出時のインナーとしても普通に大活躍なのでヘビロテできる
- つまりコスパ最高!!
ということですね。
文中で紹介した授乳ブラについても別ページでまとめています。併せてご覧ください。
なくても大丈夫!
むしろ授乳口付きパジャマは授乳しにくいことが多い!