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という疑問にお答えします。
教科書的には乳房の形は以下の4つに分類され、乳房の形によっておすすめできる授乳姿勢・授乳クッションは異なります。
- Ⅰ型:乳房のふくらみが少ない。
- Ⅱa型:おわん型で、乳房の下垂を伴わない。
- Ⅱb型:おわん型で、乳房がやや下垂している。
- Ⅲ型:乳房が大きく、顕著に乳房が下垂している。乳頭が下向き。
このページでは一番多いⅡ型の乳房の方を想定して、おすすめの授乳クッションについてまとめていきます。
- おすすめの授乳クッションは青葉の授乳クッション
- 青葉の授乳クッションのメリット
- 青葉の授乳クッションのデメリット
【青葉の授乳クッション】背部痛・腱鞘炎になりにくくておすすめ!
職業柄色んな授乳クッションを使ってきて、個人的に一番気に入っていておすすめできるのが青葉の授乳クッションです。
おすすめする理由の詳細は後述しますが、とにかく生まれたての小さい赤ちゃんに授乳する時でも、
- 十分な高さがあるのでお母さんが前かがみにならない→背部痛になりにくい。
- 手の力で赤ちゃんの頭を持ち上げなくていい→腱鞘炎になりにくい。
- マジックテープベルトで腰の後ろで固定できる→授乳の最中にクッションがズレてこない。
の3点が大きなポイントです。
③のマジックテープベルトはないものの、「十分な高さがある」という意味ではMOGUの授乳クッションもおすすめできるかと思います。
青葉の授乳クッションのメリット4つ
私が青葉の授乳クッションをおすすめする理由は、以下の4つのポイントを押さえているからです。
ポイントを1つずつ見ていきますね。
青葉の授乳クッションのメリット①:単体で十分な高さがある
多くの安価な授乳クッションは形こそ授乳クッションの形をしているものの、高さがないために以下のようなことがよく起こります。
生まれたての小さな赤ちゃんの口を、Ⅱ型乳房のお母さんの乳首まで届くようにしようとすると、最初の画像のように15㎝以上の高さが必要なことが多いように感じます。
これでもうまくいく人もいますので、複数使いでうまくいけばそれでもOKです。
ただ、授乳に不慣れな内は深い吸着をさせようと格闘している内にクッションが崩れてくることもあるので、「1つのクッションで必要な高さが確保できる」というのは大きな魅力です。
青葉の授乳クッションのメリット②:クッションがへたりにくい
青葉の授乳クッションは6000円前後するので、結構お高いです。正直なところ。
ただその分、連日高頻度で使用していても「ヘタりにくい」というメリットがあると感じます。
上記画像の左(ピンクの)は、しばらく使用した、抱き枕兼用の授乳クッション。
対して右が青葉の授乳クッションですが、病院のように高頻度で使用する環境でも、経時的なヘタリをあまり感じませんでした。
それから、へたりにくく&ボリュームがしっかりあるので、
- 赤ちゃんのお座り補助
- 赤ちゃんの背中スイッチを入れずに寝かせるベッド代わり
としても活躍してくれる可能性があります。
青葉の授乳クッションのメリット③:マジックテープ・ボタンなどがついていて、クッションを体に固定できる
①のポイント「高さ」でも触れましたが、授乳に不慣れだと吸着に集中しているうちに、授乳クッションがズレてきてしまう人も多いです。
このように⇧腰の後ろでマジックテープで留めることができるので、授乳最中にクッションが体から離れていってしまうことがなく、授乳(深い吸着)にしっかり集中できます。
青葉の授乳クッションのメリット④:カバーが洗える
非常に安価な授乳クッションの中にはカバーの取り外しができないものもありますが、
- 母乳が勝手に漏れ出てきたり
- 赤ちゃんが吐いたり
- 赤ちゃんのおしっこ・うんちが漏れたり
することも多いために授乳クッションは汚れやすく、「カバーが洗える」というのは必須条件だと思います。
青葉の授乳クッションのデメリット
良い点ばかりを4つ並べてきましたが、デメリットについても2点触れておきますね。
青葉の授乳クッションのデメリット①:高さが合ってヘタらないので、月齢が上がってくると使いにくい
- クッションの高さがしっかりある
- へたりにくい
ことで、出産直後からしばらくは小さな赤ちゃんの体を底上げしてくれて快適に授乳できると思います。
一方で、高さがある故に生後4~6ヶ月くらいになって横抱きで使おうとすると少々高さがありすぎるように感じます。
先述したように、
- お座り補助
- 背中スイッチ回避のための簡易ベッド
としても使えますが、赤ちゃんの体格によっては、「授乳クッション」としての寿命はそれほど長くないかもしれません。
青葉の授乳クッションのデメリット②:マジックテープを外す音で赤ちゃんが起きることがある
私自身が出産してみて、個人的に大きなデメリットと感じたのが「マジックテープの接着力が強力なので外す時に大きな音がして、赤ちゃんが起きてしまう」ということ。
一度寝たらちょっとやそっとでは起きないタイプの赤ちゃんならそれほど気にならないかもしれませんが、ちょっとした刺激で起きる赤ちゃんの場合は
- マジックテープ部分をボタンに改良する。
- 赤ちゃんを布団に寝かせる時に、クッションをお母さんの背面側にグルっと回しておく。
などの工夫が必要かもしれません。
まとめ
- おすすめ授乳クッションは青葉の授乳クッションということ
- 青葉の授乳クッションのメリット4つ
- 青葉の授乳クッションのデメリット2つ
についてまとめてきました。
- 青葉の授乳クッションのメリット①:単体で十分な高さがある
- 青葉の授乳クッションのメリット②:クッションがへたりにくい
- 青葉の授乳クッションのメリット③:マジックテープ・ボタンなどがついていて、クッションを体に固定できる
- 青葉の授乳クッションのメリット④:カバーが洗える
- 青葉の授乳クッションのデメリット①:高さが合ってヘタらないので、月齢が上がってくると使いにくい
- 青葉の授乳クッションのデメリット②:マジックテープを外す音で赤ちゃんが起きることがある
文中の画像のほとんどは、花さん(@shaki_H27 )が提供してくださいました。提供のご快諾に感謝します。